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伊藤園 大谷翔平効果で株価6%超の急騰 当初広告費が重荷もパッケージ商品好調 初の動画CMも展開へ

スポニチアネックス / 2024年12月3日 18時31分

和装姿の大谷翔平のビジュアルがあしらわれた「伊藤園」のパッケージ

 ドジャースの大谷翔平投手(30)がグローバルアンバサダーを務める飲料メーカー「伊藤園」の株価が3日、前日比で6.79%、224円高の3524円と急騰した。2日に行われた同社の決算発表で大谷効果が見られ、今年10月から実施した値上げが原材料高を吸収する見込みの計画が出されたことなどから買いが入ったとみられる。

 2日の決算会見で発表した2024年5~10月期の連結決算は、純利益が前年同期比18%減の91億円。原材料費の高騰や大谷を起用したことによる広告宣伝費の増加が響いた。5~7月期は35%減の44億円の減益だったが、8~10月期は8%増の47億円の増益となった。伊藤園のIR資料によると、7月8日から主力商品「お~いお茶」の大谷翔平パッケージを販売。販売数量が前年比(7~8月)で9.2%増、緑茶飲料といえばのマインドシェアも24年3月の26.8%から今年9月には37.3%に上昇した。海外売上高も8%増と好調に推移している。

 経済専門チャンネル「日経CNBC」に出演した日経QUICKニュース社の鈴木孝太朗記者は「8~10月期は8%増に転じたことで買いが優勢の展開となっています。大谷選手の広告もポイント」と説明。「累計で見ると広告宣伝費がちょっと重荷になっているんですけども、夏に発売したペットボトルはかなり売れたということになっていました。昨日の会見で本庄(大介)社長が“払ったお金ほどの効果がこれから出てくる。やっぱり効果がある”と話していました」と明かした。

 これまで静止画だけだった大谷の広告だが、11月に初めて動画撮影を終えたことも決算会見で報告された。鈴木記者は「11月に動画撮影が撮影できたと明らかにしていました。今後、伊藤園のCMで動いている大谷選手が出てくる。伊藤園の大谷関連としての位置づけも上がってくると考えています」と分析した。

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