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ソフトバンク尾形 オフのテーマは「変化球のレベルアップ」有原を質問攻め

スポニチアネックス / 2024年12月4日 5時27分

<ソフトバンク>みずほペイペイドームを訪れた尾形(撮影・岡田 丈靖)

 ソフトバンクの尾形崇斗投手(25)が3日、変化球のレベルアップを今オフのテーマに掲げた。来季8年目を迎える右腕は小久保監督から中継ぎで1イニングを任される6人の1人として名前を挙げられた。「光栄です」と言いつつも、慢心せずに曲がり球の探求に余念がない。

 「変化球を変えていきたい。スプリットの精度やチェンジアップの改良、カーブも(球速を)2、3マイル上げたい」と、貪欲だ。この日、みずほペイペイドームでの練習ではエース有原をツーシームに関して質問攻めにしたという。「沈むやつじゃなくて(打者に)食い込んでいくやつを投げたいんで」と目を輝かせた。

 今春キャンプでは守護神・オスナに弟子入りして球威に磨きをかけた。右肩のコンディション不良のため出遅れたが、自己最多タイ12試合に登板し、2勝0敗3ホールド、防御率2・31を残し、ポストシーズンでも5試合に登板して経験値を上げた。「自分の中でもっと投球の幅を広げていきたい」。このオフにさらなる進化を遂げ、来季は勝ちパターンの継投定着を目指す。

 17年育成ドラフト1位で入団。今秋ドラフトで育成1位指名を受けた日本学園・古川遼投手が入団を辞退したことついては「チャレンジしていけば上にいける。本人の選択が一番、尊重されると思います」と話した。

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