日本ハム中島 現状維持の2500万円でサイン 「来年は1年間、1軍にいたい」

＜日本ハム契約更改＞ポーズを取る中島（撮影・高橋　茂夫）

　日本ハム・中島卓也内野手（33）が4日、北海道北広島市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸2500万円でサインした。

　プロ16年目の今季は46試合に出場し、打率・205ながら堅実な守備と走塁で若手の多いチームを支えた。5月21日のオリックス戦では、通算204盗塁をマークし、ソフトバンクとのCSファイナルSにも出場。目標としていた球団OBの田中賢介氏（現球団スペシャルアドバイザー）の通算203盗塁を超え「賢介さんの数字を超えるのはそこしかないと思っていたので、超えられて良かった。走れなくなったら終わりだと思って、来年以降も走っていけるようにトレーニングして衰えないようにしたい

」と語った。

　来季に向け「（今年の）8、9月にCS争いしている中でファームにいたのは悔しかった。来年は1年間、1軍にいて最低限はCS争いしなければいけないのでそのメンバーでいたい」と意気込んだ。