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阿波野秀幸氏の野球人生を変えた指導者の名前「学生の頃とは真逆なことを言われて…」

スポニチアネックス / 2024年12月4日 20時1分

近鉄時代の阿波野秀幸氏

 近鉄などで活躍した阿波野秀幸氏(60)と同期で元日本ハムなどでプレーした西崎幸広氏(60)が、4日までに更新されたBSジャパネクストの野球トークバラエティーYouTubeチャンネル「ダグアウト!!!」に出演。野球人生を変えた指導者の名前を明かした。

 亜大時代はブルペンで指導者に気持ちが入っていないことを見透かされて「ピッチングのやり直し」をさせられたこともあった。

 近鉄入りして2年目。投手コーチに権藤博氏が就任した。

 学生の頃はとにかく球数を投げる練習をしてきたが、権藤コーチには「投げるな!」と真逆のことを言われた。

 ところが投げ込んでプロ入りした阿波野氏は不安になる。権藤コーチがいない間にブルペンで球数を投げると、戻って来て「投げただろ!!」と注意されたという。

 権藤氏は新人で69試合に登板して35勝を挙げた。2年連続30勝以上の一方で、「権藤、権藤、雨、権藤…」の酷使ぶりで故障を繰り返し、投手としては実働5年という短命に終わった。

 自身の体験から「肩は消耗品」という考えを指導の骨子とし、その教えを受けた阿波野氏は3球団に渡り、通算14年と選手生命の長い投手になった。

 

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