織田裕二、主演 2026年公開「踊る大捜査線 N.E.W.」14年ぶりに青島俊作が現場に帰ってくる
スポニチアネックス / 2024年12月5日 5時3分
俳優の織田裕二(56)主演で「踊る大捜査線」の最新映画が製作されることになった。タイトルは「踊る大捜査線 N.E.W.(エヌ・イー・ダブリュー)」。副題はネクスト・エボリューション・ワールドの略称で「新しい」とのダブルミーニングだ。公開は2026年。織田扮する青島俊作が、文字通り進化した「踊る」の世界観の中で新たな難事件に挑む。
脱サラした熱血刑事の青島が主人公の映画としては、12年「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」以来14年ぶり、5作目となる。
公開中のスピンオフ映画「室井慎次 生き続ける者」のエンドロール後にクレジットなしで青島が登場。トレードマークの緑のコートをまとい、室井(柳葉敏郎)の自宅に向かう途中でかかってきた電話に「戻ります」と力強く語っている。その後「THE ODORU LEGEND STILL CONTINUES(踊るの伝説はまだ続く)」とテロップが流れ、復活を予感させていた。
ストーリーの詳細などは未定だが、青島は同じく公開中の「室井慎次 敗れざる者」で警視庁の捜査支援分析センター(SSBC)に属していることが分かっている。防犯カメラの分析やパソコンや携帯電話のデータ解析が主な仕事で、本来は内勤だが“本店(警視庁)”に異動しているだけに、現場にどのように関わっていくのか注目される。
ほかにも湾岸署のメンバーでは恩田すみれ(深津絵里)が警察を辞め、映画第2作「レインボーブリッジを封鎖せよ!」で撃たれた後遺症に苦しんでいること、緒方薫(甲本雅裕)が警視庁捜査一課にいることなどが「室井慎次」2部作で判明した。シリーズを手掛けてきた亀山千広プロデューサーは、10月の会見で「湾岸署のメンバーはファンタジーだと思っているので、皆どこかで元気に生きている。どこからスタートするかはこれから」と意味深に語っていた。
湾岸署メンバーの再集結も含め、正義感にあふれ己の信念に従い現場で奔走する青島の活躍に今から期待が高まるばかりだ。
≪第2作の興行収入 今も邦画実写No.1≫「踊る…」の映画は、1997年の連続ドラマのヒットを受けて翌98年に第1作が公開。興行収入101億円を記録した。03年の第2作「レインボーブリッジを封鎖せよ!」は173億5000万円の大ヒットとなり、現在も邦画実写のNo.1。05年「交渉人 真下正義」などスピンオフ4作を合わせれば、シリーズの総興収は500億円を突破している。
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