スネル ドジャース入団会見 大谷と同僚「心強い」 5年273億円で契約、99億円が後払い

ドジャースの入団会見に臨んだスネル。右はフリードマン編成本部長、左はゴームズGM（AP）

　ドジャースに5年総額1億8200万ドル（約273億円）で加入した先発左腕のスネルが3日（日本時間4日）、本拠地ドジャースタジアムで入団会見に臨んだ。

　サイ・ヤング賞を2度獲得したメジャー通算76勝左腕の新背番号は、7に決定。チームメートになる大谷には「心強い。彼がラインアップにいれば、間違いなく助けになる。それは大きなモチベーションだ」と共闘を心待ちにした。ワールドシリーズ2連覇が懸かる来季は右肘手術から復帰する大谷や山本由伸らと先発陣の一角として活躍が期待される。

　また、契約の詳細を米メディアが報じ、契約金が5200万ドル（約78億円）、6600万ドル（約99億円）が後払いとなり、5年間は1年2600万ドル（約39億円）が支払われることになった。

　≪フリードマン編成本部長　大谷の左肩手術後の状態「全てが順調」≫スネルのドジャース入団会見に同席したアンドルー・フリードマン編成本部長が、大谷がワールドシリーズで脱臼し手術を受けた左肩について言及。「全てが順調に進んでいる」とリハビリなどの経過が順調であることを明かした。また、スネルに関しては「彼が成し遂げた成功と同じくらい、まだ可能性があると感じている」と期待した。