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オリ・宮城、沢村賞へ意欲 「リリーフに負担かけないように」完投数増を目指す

スポニチアネックス / 2024年12月5日 5時48分

契約を更改し、来季へ意気込むオリックス・宮城(撮影・平嶋 理子)

 オリックス・宮城が、球団の高卒6年目選手ではイチロー、山本(現ドジャース)以来3人目の年俸2億円に到達した。大阪・舞洲の球団施設で契約更改交渉に臨み、今季年俸1億6000万円から4000万円増でサイン。“由伸ロス”脱却とV奪回を誓った。

 「“由伸さんがいなければ…”と見られることもあると思う。そこは打破しないと。自分としては由伸さんの力だけだったのかなと感じた部分もあった。投手陣としてレベルを上げないといけない」

 規定投球回に残り1回1/3届かずに逃した最優秀防御率のタイトルが第一目標。「由伸さんがいないので、優勝できるように頑張ったら沢村賞もあると思う。頑張りたい」と、昨季まで山本が3年連続で受賞した沢村賞への意欲ものぞかせた。今季の同賞は該当者なし。「最近は(救援に)任せる球団も多いと思いますし、その中でしっかり投げ抜いてリリーフに負担をかけないように」。同賞の選考条件の一つで、今季「3」だった完投数の増加も狙う。

 山本以来の入団6年目での通算50勝にあと「8」に迫る。来季から背番号18を受け継ぐ左腕の理想のエース像は「本当に勝ちたい時に勝てる、周りに影響を与える投手」。既に開幕投手も決定済みで、「先発陣は特に若い。そこを引っ張っていける立場でいられたら」と決意を口にした。再び頂点を目指す岸田オリックスの絶対的な柱になる。(阪井 日向)

 ○…高卒でプロ入りした選手の6年目までの年俸2億円到達は、宮城で11人目。最速は日本ハム時代のダルビッシュ有(現パドレス)と大谷翔平(現ドジャース)の4年目。宮城の6年目はオリックスの選手ではイチローと山本由伸に並ぶ最速到達となった。なお、高卒入団に限らないオリックス選手の最速到達は吉田正尚(現レッドソックス)の5年目。

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