香取慎吾 中森明菜とのコラボ曲「TATTOO」を本人の前で披露 自身初フェス形式コンサート

国立代々木競技場第1体育館でコンサートを開催した香取慎吾

　タレントの香取慎吾が3、4日の両日、国立代々木競技場第1体育館でコンサートを開催した。自身初のフェス形式での開催。最新アルバム「Circus　Funk」に参加した歌手の乃紫らがゲストに駆けつけ、2日間で計1万8000人を盛り上げた。

　4日の公演では、スモークがたかれる中、赤いジャケットにサングラス姿でセンターステージに登場。ヒューマンビートボクサーのSHOW―GOとともに「COLOR　BARS」からスタート。多くのバックダンサーを従えて踊ったり、代表曲「東京SNG」を歌唱する際にはスタンドマイクを抱えながら花道を疾走。曲間に「はーっ、はーっ」と息切れする場面もみられたが、約2時間30分のステージを全力でやり遂げた。

　入れ代わり立ち代わり登場するゲストを前に「香取慎吾にとって初めてのフェス。たくさんの仲間が遊びにきてくれました」と感謝。「僕はいつも過去の自分に感謝してるの。ちゃんとやってきたから、こんなたくさんの人が付いてきてくれたんだから」と語った。

　過去に2枚のアルバムを出しているが、いずれもコロナ下でのリリースだった。ライブも制限がある中での開催となることが多かったが、今回は自身の理想とするステージを実現。「新たな時代に音楽を楽しもうと、とにかく楽しいアルバムを作りました」と力を込めた。

　ライブでは今回のアルバムでコラボした中森明菜の「TATTOO」も披露。3日には本人が鑑賞に訪れていたといい、香取は「明菜さんが見に来てくれて、本当に幸せでした」と語った。ほかに稲垣吾郎や、来年1月期に香取が主演するフジテレビ連続ドラマ「日本一の最低男」で共演する志尊淳も客席に姿をみせた。

　また来年に自身初となる全国ツアーを開催することも発表した。