“奇跡のアラフォー”倉科カナ明かす 大女優からの“金言”「筋肉は裏切らない」美を保つ生活とは…

“奇跡のアラフォー”倉科カナ

【インタビュー】ドラマ、映画に引っ張りだこの女優倉科カナ（36）。12月5日に配信を開始した動画配信サービス「Lemino」オリジナルドラマ「情事と事情」で欲望渦巻く世界を生きる主人公とその双子の妹を１人2役で挑む。12月23日に37歳の誕生日を迎えるが、キュートなルックスから「奇跡のアラフォー」との呼び声も高い。美を保つための秘訣を聞いてみた。（鈴木　美香）

　清楚でスレンダーな外見で持ち前の演技力から第一線で活躍し続けている倉科。「何を食べるかとか、食事はあんまり気にしていなくて、夜中に食べないようにしているぐらいですけど、運動がすごく好きで、休みの日には“ハシゴ”をしています。ジムでトレーニングをして、そこからピラティスに行ったりとか、曲線を作るのに向いているジャイロトニックをやったりとか、骨格メイクという筋トレのようなエクササイズをしたり…。運動で“チャラ”にしようという考えですね」

　外見を整えてくれる運動は、女優としての仕事も支えているという。

　「普段の仕事で動くだけでは筋肉がどんどん落ちていってしまう。やっぱり筋肉を保っていないと舞台に立ってもしっかり踏ん張れないし、声も届かなくなる。天海祐希さんと共演させていただいた時に“筋肉は裏切らないから”っておっしゃっていて、本当にそう思って、運動しています」

　人気女優の先輩からの“金言”が努力を後押ししている。そんな倉科が「情事と事情」で演じるのは、価値基準が「美しいか否か」というクセのあるセレブ妻・愛里紗。１人２役で演じる双子の妹・英里華は、双子の姉・愛里紗の夫と関係を持つという闇を持つ女性。大人たちの情事と事情が複雑に絡み合った恋愛群像劇へ、倉科の演技で誘っていく。

　「近年まれに見るような、欲望が渦巻いたドロッとした作品です。いろいろな恋愛事情があるので、どの方にとっても共感しやすいと思います。いろいろな楽しみ方をしていただけたら」

　鍛えられた筋肉が支えるきれいな姿勢をさらにただし、作品への思いを込めた。