1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

田中龍馬 VS一二三まで「勝ち続ける」 ロス五輪へ同階級王者に挑戦状

スポニチアネックス / 2024年12月6日 4時55分

<柔道グランドスラム東京直前公開練習>練習で汗を流す田中龍馬(右)(撮影・藤山 由理)

 柔道のグランドスラム(GS)東京大会(7、8日、東京体育館)に出場する日本代表選手が5日、都内の味の素ナショナルトレーニングセンターで調整練習を報道陣に公開した。男子66キロ級で5月の世界選手権を制した田中龍馬(22=SBC湘南美容クリニック)は、五輪2連覇の阿部一二三(27=パーク24)の次のライバルと目される若武者。28年ロサンゼルス五輪に向けて、負けられない戦いに挑む。

 ロサンゼルス五輪の代表選考レースのスタートとなる今大会。約半年ぶりの実戦となる田中馬は「なかなかここまで空くことはなかった」と話したが、練習では、順調な調整ぶりを披露。「世界選手権の優勝がまぐれではなかったと証明したい」と言葉に力を込めた。

 佐賀出身で筑波大2年だった21年の選抜体重別選手権を制し、将来の五輪代表候補に浮上。しかし、同階級にはパリ五輪で2連覇を達成した阿部が君臨する。ロスへたどり着くためには、今後の実績や直接対決で上回るしか道はないだけに、「試合をするためには勝ち続けることが必要。一試合一試合(白星を)積めば、チャンスは回ってくる」と今大会も通過点と位置付けた。

 パリ五輪決勝で阿部に敗れたリマ(ブラジル)とは過去3戦全勝。「五輪でも十分勝てるなという自信ではないが、戦える確信はできた」と話す。阿部が不在の今大会。「どんなパフォーマンスをするのか(が大事)」と結果も内容も追い求め、挑戦状を叩きつける。

 ◇田中 龍馬(たなか・りょうま)2001年(平13)12月28日生まれ、佐賀県出身の22歳。7歳で柔道を始める。佐賀商、筑波大を経て4月からSBC湘南美容クリニック所属。21年に全日本選抜体重別選手権66キロ級で優勝。同年10月のGSパリ大会でシニアの国際大会初優勝。昨年は杭州アジア大会で優勝し、初出場だった今年の世界選手権も優勝。1メートル66。右組み。得意技は背負い投げ。弟の龍雅は73キロ級の強化選手。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください