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富山 劇的ドローで11年ぶりのJ2復帰 FW碓井聖生が2発「今までの人生で最高の瞬間」

スポニチアネックス / 2024年12月8日 4時16分

 ◇J2昇格プレーオフ決勝 富山2-2松本(2024年12月7日 富山県総合運動公園陸上競技場)

 今季J3で3位の富山が11季ぶりのJ2復帰を決めた。同4位の松本に2点を先行されたが、終盤に1点を返したFW碓井聖生(23)が後半追加タイムにもゴールを決めて2―2で引き分けた。規定により、リーグ上位の富山が昇格する。

 年間順位で上回る富山が、劇的ドローで11年ぶりのJ2切符をつかんだ。0―2の後半35分にFW碓井のヘッドで1点を返すと、同48分に碓井が再び頭でネットを揺らした。敗色濃厚の状況から引き分けに持ち込み、地元出身のストライカーは「ロッカールームでは絶対に取り返せる力があると話していた。今までの人生で最高の瞬間」と声を弾ませた。

 3位だった昨季は得失点差で涙をのんだ。今季も2位以内を逃したが、負け数は昨季の14から6に減少。しぶとく勝ち点を拾う粘り強さをプレーオフでも発揮した。現役時代に続き、クラブをJ2昇格に導いた小田切道治監督は「(同点に追い付いた)アディショナルタイムの場面は今シーズンの象徴だった」と感無量の様子だった。

 ≪2点リードも…≫松本は、4年ぶりのJ2復帰を目前で逃し、選手たちはぼうぜんとピッチに立ち尽くした。勝つしかない一戦で前半を2点リードで折り返したものの、終盤の2失点で逃げ切りに失敗。リーグ戦は5連勝締めで4位に滑り込んだが、最後に力尽きた。霜田監督は「ほんの少し、いろんなところが足りなかったので昇格に届かなかった。アディショナルタイムは何が何でも守りたかった」と無念さをにじませた。

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