【柔道】ロス五輪へ課題浮き彫り 男子100キロ級だけ金銀メダルなし GS東京大会
スポニチアネックス / 2024年12月8日 20時59分
◇柔道グランドスラム東京大会最終日(2024年12月8日 東京体育館)
男女計7階級が行われ、日本勢は男子90キロ級でパリ五輪銀メダルの村尾三四郎(JESグループ)が優勝するなど、この日は計6階級を制した。前日の初日は7階級を制しており、今大会は14階級中13階級で金メダルを獲得。男子100キロ級のみ、新井道大(東海大)の銅メダル1つにとどまった。
男子100キロ級は近年低迷が続いている階級。パリ五輪代表争いでも唯一、今年2月までずれ込み、その後も代表に決まったウルフ・アロンのランキングポイントが足りず、一時は日本勢の出場が危ぶまれた階級だった。今大会には新井のほかに22歳のグリーン・カラニ海斗、18歳の三木望夢ら若手が出場したが、決して強豪ぞろいとは言えない海外勢の前に屈した。
男子日本代表の鈴木桂治監督も「パリ五輪前から厳しい階級だった。現状はすぐに変わらない」と今大会の結果を受け止める。100キロ超級を含め、体格的に不利な日本勢にとっては永遠の課題とも言え、「もっともっと試合をして強化する」と話した。
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