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【箱根駅伝】東洋大・酒井監督「上位を狙っていかないと」前回2区・梅崎をエース指名

スポニチアネックス / 2024年12月9日 17時31分

<東洋大・箱根駅伝壮行会>スポンサーロゴの入ったユニホームを披露する(左から)東洋大・石田、酒井監督、梅崎(撮影・尾崎 有希)

 来年1月2、3日に行われる箱根駅伝に出場する東洋大が9日、都内の白山キャンパスで壮行会と取材会を行った。前回4位でシード権を19年連続で守り、継続中で最長記録を更新中。酒井俊幸監督はシード継続を前提に「上位を狙っていかないといけないチーム」と意気込んだ。

 指揮官は前回2区6位の梅崎蓮(4年)をエースに指名。「4年間で梅崎がしっかり箱根で成績を残している。昨年も2区で(1時間)6分台で走っている。そこから流れが変わった。梅崎の2年連続2区起用なら彼の走りが非常に大事」と力説した。

 主将でもあり、箱根に向けてエースに選ばれた梅崎は「そう言われたのあれば自分がキーマンとなるのでしっかり走りたい」と闘志を高め、「山は走れないので、(それ以外で)任された区間を走りたい」と控えめに話した。

 今季の駅伝シーズンは出雲駅伝11位、全日本大学駅伝13位だった。多くの戦力を試し、箱根に向けては「4年の調子が上がってムードが良くなっている。戦力が整っている」と指揮官。「トラックシーズンで走れていた力を箱根駅伝で出していきたい」と語った。

 注目の石田洸介(4年)もラスト箱根。中高時代にトラックで世代別の日本記録をたたき出しながら、入学後は故障などに泣き続けた逸材は「任された区間をしっかり全うして、チームを勢いづけたい」と強調した。箱根では、2年次に2区19位、前回は欠場。11月の全日本では6区21位に沈んだが「しっかり復帰して順調に練習を積み重ねている」と自信を口にし「自分が後続に勇気を与える走りをすれば流れは変わる。役割を果たしたい」と意気込んだ。

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