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【リーグワン】トヨタ・姫野 盟友松田加入で悲願初Vに自信「彼はゲームマネジメントが日本一うまい」

スポニチアネックス / 2024年12月10日 4時31分

<リーグワンメディアカンファレンス>開幕戦で対戦する東京ベイ・江良(左)とトヨタ・姫野(撮影・篠原岳夫)

 ◇ラグビー・リーグワン 21日に開幕 東京ベイートヨタ(2024年12月22日 秩父宮)

 21日に開幕するラグビー・リーグワンの全チームが参加した記者会見が9日、都内で開かれた。入団から8季連続で主将を務めるトヨタのNo・8姫野和樹(30)は「エキサイティングなラグビーを見せられる」と自信のコメント。ラブコールが実り埼玉から新加入したSO松田力也(30)との再タッグで、悲願の初優勝を目指す。

 開幕まで2週間を切って緊張感が高まる中、姫野の表情は自信に満ちあふれていた。「例年よりもタレントがいると実感している。エキサイティングなラグビーが見せられる」。その根拠は盟友の加入に尽きる。

 帝京大の同期で在学中4年連続日本一を共に経験した松田だ。「力を貸してくれないか」とラブコールを送り続けること数年。ようやく熱烈オファーが実り、再びタッグを結成する。「彼はゲームマネジメントが日本一うまい。強いFWを前に進ませてくれる選手が必要だった。トヨタのSOに一番フィットする」。大学だけではなく、日の丸も共に背負い、W杯フランス大会の舞台は一緒に立った。誰よりも司令塔の力を知っているからこそ、共闘を心待ちにした。

 今季から首脳陣も一新。ともに元ニュージーランド代表ヘッドコーチ(HC)のスティーブ・ハンセンHCとイアン・フォスター・コーチが指揮を執る。「ディテールにこだわっていておもしろい。同じ方向を見ることができてチーム全体の自信を感じる」と早くも新HCの手腕を実感していた。

 毎年、大物選手が加入しながら、リーグワンでは5位、6位、7位とプレーオフ進出すらかなわなかった。足りなかったピースを埋め、「去年より数倍成長している」と今まで以上に自信を持って臨む。悲願の初優勝を目指し、姫野が新しいトヨタで新しい風を吹かせる。 (前川 晋作)

 ▼東京ベイ・HO江良颯 ファンと一緒に王座奪還を目指す。強みはフィジカル。まずは開幕戦に勝ちたい。

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