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「打倒・井上の自信がある」 尚弥の次々戦相手候補ピカソはボクシングIQ高い!プロモーターが自信満々

スポニチアネックス / 2024年12月10日 5時2分

サンフェル・プロモーションのベルトラン・プロモーター(撮影・杉浦大介通信員)

 世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥が米国で予定している来年4月の相手候補に浮上したWBC世界同級1位アラン・ピカソ(24=メキシコ)のプロモーターが9日までに本紙の取材に応じた。7日に米専門メディア「ボクシング・シーン」が対戦の可能性を報じる中、ザンファー・プロモーションのフェルナンド・ベルトラン氏も「決まったわけではないが来春の話はしている。私たちは井上戦に興味を持っている」と交渉中であることを認めた。

 井上は24日にグッドマンとの防衛戦を控えており、ピカソも14日(日本時間15日)にメキシコでノンタイトル10回戦に出場予定。ここまで30勝16KO1分けと無敗だが、世界戦経験はない。同氏は“世界前哨戦”を好内容で勝利することが条件だとした。

 王者を「コンプリートファイター」と称賛する一方で、メキシコの最難関大学UNAM(メキシコ国立自治大)の学生という一面も持つ愛弟子について「大学では神経科学を学んでおり、その頭の良さはリング上の戦い方にも表れる」とボクシングIQの高さを強調。「もしも私たちが試合を受けるとしたら、それは勝てると考えているからだ。私たちには打倒・井上の自信がある」と不敵に笑った。 (ニューヨーク・杉浦大介通信員)

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