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国学院大 初の箱根制覇&3冠へ ライバルにない選手層、前田監督「7区以降に抜け出す理想の展開」

スポニチアネックス / 2024年12月11日 4時33分

<箱根駅伝記者発表・トークバトル>フリップを披露する国学院大・前田監督 (撮影・白鳥 佳樹)

 ◇第101回東京箱根間往復大学駅伝エントリー発表会見&トークバトル

 初の箱根制覇で3冠を狙う国学院大の前田康弘監督(46)は、「今年のチームは平林を中心にまとまりがある、過去最強のチーム」と自信たっぷり。復路勝負の作戦を立てており、「近年は往路で勝ったチームが逃げ切っているが、復路で勝負できる人材を置けるのが強み」ともくろみを語った。

 初マラソン日本最高記録を持つ平林主将や山本(ともに4年)ら、エース格に続く選手が今年は粒ぞろい。「駒大、青学大はエース級はいるが、中間層から下が例年より薄い印象。そこが攻撃できる唯一のところ」とライバル2校の弱点を突くことで、7区以降に抜け出す理想の展開を描いている。平林は2区か5区で起用の見通しだといい、「(往路は)1分半前後の差なら戦える」と話した。

 ≪国学院大エース・平林世陸挑戦へ≫国学院大の前田監督はエースの平林について「東京世界陸上代表を懸けてチャレンジする予定」と語った。来年2月2日の別府大分毎日マラソンか前年優勝の同24日の大阪マラソンとなる見込み。青学大の原監督も、黒田がマラソンに参戦する可能性に言及。「(箱根駅伝で)区間賞を獲った暁には、大阪マラソンにチャレンジさせる。本人もやる気になっている」と話した。

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