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阪神育成ドラ3・早川 尊敬する岩崎と“ド緊張”の初対面 2人の“意外”な共通点とは…

スポニチアネックス / 2024年12月11日 5時18分

フレーチャを使用して、トレーニングをする阪神・早川(撮影・平嶋 理子)

 阪神の新入団9選手のうち、独立リーグなど出身の6人が鳴尾浜球場で初練習。育成ドラフト3位の早川(くふうハヤテ)は、尊敬するブルペン陣のリーダー岩崎と“ド緊張”の初対面を果たした。

 「ちょっと、オーラが凄くて(笑い)。凄い優しそうな方だったんですけど…」

 キャッチボールなどの午前中の練習を終えた直後。寮の出入り口へ向かうタイミングで、岩崎が鳴尾浜に車で来場した。早川は33歳を直立不動で待ち構え、笑顔で差し伸べてくれた右手に両手でガッチリと握手した。早川は今季、岩崎の地元でもある静岡市清水区を本拠地とする、くふうハヤテでプレーした縁もあり「(自分のことを)知ってくださっていて」と感激。1分足らずのあいさつだったが少し会話もできた。1軍で21年から4年連続で50登板を続ける鉄腕に「ちょっと圧倒されてしまった。めっちゃ緊張しました」と苦笑いを浮かべた。

 他にも共通点は多い。1メートル85、95キロと立派な体格だが、報道陣に受け答えする声のボリュームは小さい。実は自他ともに認める「かなりの人見知り」。8日の施設見学を前に、同期入団の選手と顔合わせをした後には「めちゃくちゃ疲れてしまった」と言うほどだが、岩崎も同じく人見知りだった。左右の違いはあれど、最速151キロの直球に加え、セールスポイントの一つに「球持ちの良さ」を売りとする点も一緒だ。

 「見ながら、いろいろと吸収できたら。ちょっとずつ話していきたいなというふうに思っています」。言葉は控えめでも、マウンド上では岩崎のように圧倒的な存在感を見せつける。(石崎 祥平)

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