ウエストランド井口 M-1審査員の高齢化問題視に反論「自分より年下に審査されてうれしいか！？」

ウエストランド・井口浩之

　お笑いコンビ「ウエストランド」井口浩之（41）が10日深夜放送のテレビ朝日「耳の穴かっぽじって聞け!」（火曜深夜2・34）に出演。共に「M-1グランプリ」王者のお笑いコンビ「とろサーモン」の久保田かずのぶ（45）と「M-1」審査員の高齢化問題について語った。

　タイタンの養成所に所属する「でんでら」のおだの「賞レースの審査員の年齢が高すぎると思います」という意見に対して、久保田は「ちょっと前は思っていたけど…」と苦笑い。対する井口は「ある程度実績がある人じゃないと。言いたい気持ちはすごく分かりますし、若いから余計にそうなんでしょうけど、やっぱり箔という意味では実績が」と、審査員には経験や貫禄が必要だとした。

　久保田は「ムズいよね。結局日本人ってそこ好きだから。大御所感というか。だから紅白って終わらないでしょ」と話した。

　井口は「どれくらい若い人がやるんだってことになりますし、自分と同世代の人がやっていたら審査もやりづらいとかもあるかもしれない」と言及。久保田は「おだくんも頑張って決勝とかいって、この人が思うちょっと年とった人に点数低く付けられたらそれはそれでいいから。そこからずっと憎しみで頑張れるから」とアドバイスした。

　井口は「そうなんですよね。この人何って言われているような人でも言われた方が話題にもなるし、それを力に変えればいいだけ」と同意。「何の発言力がないギャルが審査してても盛り上がらないじゃないですか。この人何を言うんだろうっていうくらいじゃないと」と、審査員の影響力の重要性に言及した

　続けて「まず審査員って大変じゃないですか。やってくれる人がいるだけでありがたい。その気持ちを忘れちゃだめですよね」と語った。久保田は「あとはできるなら一番プレイヤーに近い人たちに出てほしい。ネタをやっているとかヒット番組ずっとやっているとか売れているとか」と話した。

　井口は最後に「SNSは言いたい放題なんだから満場一致の意見なんかない。そんなんいったら審査員やってくれる人がいない。自分が芸歴重ねて決勝いけるかいけないかくらいになった時に、やっぱ自分が憧れていた人に審査員やってほしいと思うはず」とし、「自分より年下に審査されてうれしいか！？うれしくないだろ絶対に！」と叫んだ。