今田耕司 芸能界に入ってから最も緊張した仕事「トラウマになるぐらい…記憶がないぐらい緊張」

今田耕司

　お笑い芸人の今田耕司（58）が11日放送のTOKYO　FM「TOKYO　SPEAKEASY」（月～木曜深夜1・00）に出演。芸能界に入って最も緊張した仕事を明かした。

　この日は鈴木おさむ氏の作・演出の舞台「The　Name」（2013年）で共演した、落語家の立川談春とともに出演。談春の同舞台をTBSのプロデューサーが鑑賞し、楽屋で「お仕事、一緒にしましょ」」を声をかけられたといい、その後、出演したのが日曜劇場「下町ロケット」だったという。

　その話に今田は「見に来てくれはってたんですね」。談春は「口説きに来たのはあなただったのよ。日曜劇場、10年近く前からオファーしてるんだけど、まったくスケジュールが合わない。とにかく今田さんに出てほしいって」とTBS側が長年今田にオファーを出していたことを明かし、「『下町ロケット』出てる時に、プロデューサーがものすごい喜んできたから、“どうしたんですか？”って言ったら“今田さんが決まりました！”って」と当時のやり取りを明かした。

　これに、今田は「マジですか？」と驚がく。今田も途中からチームに加わることになり、「あれはトラウマになるぐらい緊張しましたもん。もう…びっくりしたと思いますよ。まったくセリフ入らなかったです。あの緊張感、半端なくないですか？皆さんよくやってるなって」と振り返った。

　談春が「ちょっと過酷だったじゃないですか」と振ると、今田は「とんでもなく過酷でしたよ。10回ぐらい撮りましたよね。（カメラの位置が変わるから）1回言えたと思っても、あと8回とか9回とか続くんで。まさかあそこまでとは思わなかったですね」とした。

　「日曜劇場って最終回の朝に最終回撮ってますからね。最終回の朝にとってオンエアに間に合わせるの編集ですもんね、とんでもない人育ちますよね」としみじみ。「あれは記憶がないぐらいの緊張。この世界に入って、一番緊張しましたね」と話した。

　その理由としては「なんでしょうね、雰囲気」と今田。「一話からみんなで一緒だったら良かったんですよ。俺、6話からじゃないですか。出来上がったチームに入るのはこんなに違和感しかないし、入ってこない。また医療用語が…」と苦笑した。