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新鋭の田中将吾が初のKO勝利「もらわずに崩して攻めたかった」と反省

スポニチアネックス / 2024年12月12日 18時56分

<8回戦 田中将吾・ナッツァポン・マノノム>1回、ダウンを奪う田中(右)(撮影・沢田 明徳)

 ◇プロボクシング「Lemino BOXING PHOENIX BATTLE 126」51・5キロ契約8回戦 〇田中将吾 2回1分53秒TKO ナッツァポン・マノノム●(2024年12月12日 後楽園ホール)

 51・5キロ契約8回戦は田中将吾(大橋)がナッツァポン・マノノム(タイ)に2回1分53秒でTKO勝ちした。1回から田中が前に出てプレッシャーをかける。1分すぎには左ボディーで最初のダウンを奪う。相手も倒れないように踏ん張るが、2回には左右の連打に加え、左のボディーで削っていく。1分53秒に左右の連打でレフェリーが止めてTKO勝ち。

 勝った田中は「やってきたことができなかった。当たって倒れてくれて良かった。上になったら違う展開になっていた。崩すというかもらわないようい攻めたかったがもらってしまった」と反省の弁が続く。

 八重樫東トレーナーは「やりたいことができなかった。もう少しもらわずに崩す予定だった」と言いながらも「やりずらい相手。それでもスパーンと倒したかった。左ボディーは効いていた。意外とやる相手で根性があった」と相手を称えた。初のKO勝利に田中は「8オンスなら武居さんみたいにスカッと倒したかった。凄いと思った」と世界王者の強さを改めて実感していた。

 今年は2戦2勝に終わった。「来年はもっと自分のボクシングを完成させてランキングに食い込んでいきたい」とさらなる飛躍を誓っていた。

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