八村塁 豪快ダンク2発も…3P不発で9得点 レイカーズ敗戦、次戦グリズリーズ戦で日本人対決なるか

ドリブルするレイカーズ八村塁（AP）

　◇NBA　レイカーズ87ー97ウルブズ（2024年12月13日　ターゲット・センター）

　レイカーズの八村塁（26）が13日（日本時間14日）の敵地ウルブズ戦に先発出場。約40分プレーして豪快なダンクシュートを2発叩き込んだが、3Pシュート不発で9得点に終わった。チームも第1Qから11ターンオーバーを犯すなど苦しい展開で敗戦した。

　8日（同9日）のブレイザーズ戦では、今年MLBで世界一になったドジャースの大谷翔平と妻・真美子さんが生観戦する中で今季最多23得点5リバウンド2アシストそして自己最多となる4スティールと躍動してチームの勝利に貢献した。試合後には「僕もチームとしても、2週間ぐらいすごい流れが悪かったので、やる気が出た。チームが勝てて僕もいい活躍できて良かったと思います」と安どの表情を見せた。

　この試合も先発出場。第1Q残り5分25秒でドライブインから相手の反則を誘い、フリースローを1本決めてこの試合初得点となった。FGは1本も決まらず残り2分33秒でベンチに下がった。

　第2Qはベンチスタート。残り9分26秒から出場し、残り8分14秒で速攻からこの試合初FGとなるレイアップシュートを決めた。残り4分54秒には左コーナーからカッティングすると、アンソニー・デイビスのパスを受けてダンクを叩き込んだ。

　第3Qはスタートから出場。残り6分34秒で左ウイングからワンドリブルしてプルアップジャンプシュートで後半初得点。

　最終Qも引き続き出場。残り4分7秒で豪快なダンクシュートを叩き込んだ。

　八村は39分14秒出場。9得点7リバウンド3アシストを記録。シュートは13本試投で4本成功。FG成功率は30.8％に終わった。3Pシュートは2本試投も全て失敗に終わった。

　チームも第1Qから11ターンオーバーを犯して苦しい立ち上がり。前半はFG成功率41.5％と低迷したが、それでも44―50と何とかひと桁点差で折り返した。しかし後半も勝ち越すことは出来ず敗戦した。

　レイカーズの次戦は15日（同16日）の本拠地グリズリーズ戦となる。八村VS河村勇輝の日本人対決に大きな期待がかかる。