現役ドラフトで西武→オリックス・本田圭佑が入団会見 新転地でも“鷹キラー”継続だ！

＜オリックス現役ドラフト入団会見＞入団会見を終え投球フォームで活躍を誓う本田（撮影・後藤　正志）

　現役ドラフトで西武からオリックスに移籍した本田圭佑投手（31）が14日、大阪・舞洲の球団施設で入団会見に臨んだ。今季ソフトバンク戦6登板、キャリアハイの45登板を記録した22年は同戦8登板でいずれも防御率0・00を記録。新天地でも“鷹キラー”継続を掲げた。

　「次は打とうとソフトバンクさんはしてくると思うので。それを上回れるようにもやらなきゃいけない」

　今季ソフトバンクに6勝18敗1分けと大きく負け越したチームに頼れる救援右腕が加わった。球団スポンサー「Ponta」に通ずる「ポンちゃん」の愛称で西武時代から親しまれ、「しっかり1軍で抑えて、たくさんの方に名前を知ってもらえるように」と決意。同姓同名のサッカー元日本代表選手は、W杯3大会連続でアフリカ勢相手に得点を決めたことから“アフリカキラー”として知られる。来季プロ10年目を迎える“鷹キラー”右腕は「会ってみたいですね。僕がもっと有名になれば…」と、謙そんしながらも活躍しての初対面を思い描いた。　（阪井　日向）

　◇本田　圭佑（ほんだ・けいすけ）1993年（平5）4月24日生まれ、宮城県出身の31歳。東北学院高、東北学院大を経て、15年ドラフト6位で西武入団。新人の16年9月11日ソフトバンク戦に救援でデビュー。同年10、11月に日本代表でU―23W杯に参加して優勝を経験。19年に先発で自己最多の6勝。22年以降はリリーフに定着。1メートル80、80キロ。右投げ右打ち。