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IBF世界ライトフライ級2位決定戦 タノンサックが元ミニマム級世界王者の谷口将隆を下す

スポニチアネックス / 2024年12月15日 19時8分

<IBF世界ライトフライ級2位決定戦>タノンサック シムシー(右)が谷口将隆(左)を判定で下す(撮影・岸 良祐) 

 プロボクシング興行「U―NEXT BOXING」が15日、大阪・HOS住吉SC(住吉スポーツセンター)で開催された。

 セミファイナルのIBF世界ライトフライ級2位決定戦には東洋太平洋同級王座も懸けられた。東洋王者でIBF4位タノンサック・シムシー(24=タイ)がIBF同級7位で元WBO世界ミニマム級王者の谷口将隆(30=ワタナベ)を12回判定2―1(116―112、115―113、113―115)で下した。東洋王座2度目の防衛に成功し、IBF2位にランクされる。

 タノンサックは右ストレートを軸に手数を出して主導権を握り、11回など右を効かせる場面がしばしばあった。谷口は中盤あたりから左を上下に打ち分けて対抗したものの、及ばなかった。

 谷口は23年1月にWBO世界ミニマム級王座2度目の防衛戦でメルビン・ジェルサエム(フィリピン)に2回TKOで敗れて陥落。以降はライトフライ級に転級し再起3連勝中だったが、今回の敗戦で世界2階級制覇への挑戦は遠のいた。現在のIBF王者は矢吹正道(LUSH緑)で、同1位にクリスチャン・アラネタ(フィリピン)がつけている。

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