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「光る君へ」矢部太郎が明かした最後のシーンの舞台裏 まひろと乙丸は「道長超えのソウルメイト」涙の反響

スポニチアネックス / 2024年12月15日 21時12分

大河ドラマ「光る君へ」最終回(第48話)。乙丸(矢部太郎)は旅のお供を懇願し…(C)NHK

 女優の吉高由里子(36)が主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜後8・00)は15日、最終回「物語の先に」が放送された。お笑いコンビ「カラテカ」で俳優の矢部太郎(47)は主人公・まひろの従者・乙丸役で出演。第1回から最終回までまひろを一途に支え続けた。藤原道長(柄本佑)の従者・百舌彦(本多力)との「オトモズ」コンビで人気に。独自の切り口と優しいタッチでドラマの1シーンを描いた「♯光る君絵」でも話題を集めた。オンエア後、撮影現場からの音声コメント「君かたり」が番組公式SNSにアップされた。

 <※以下、ネタバレ有>

 「ふたりっ子」「セカンドバージン」「大恋愛~僕を忘れる君と」などの名作を生み続ける“ラブストーリーの名手”大石静氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ63作目。千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を紡いだ女流作家・紫式部の波乱の生涯を描く。大石氏は2006年「功名が辻」以来2回目の大河脚本。吉高は08年「篤姫」以来2回目の大河出演、初主演となった。

 最終回では旅に出ようとするまひろに対して、「姫さま、私を置いて行かないでくださいませ」と懇願。「私を、私を、置いて行かないでください。どこまでも、どこまでもお供しとうございます」と忠義の心を貫いた。SNSでは「乙丸に泣かされる」「もはや道長超えのソウルメイト」「乙丸にとって、まひろちゃんはいつまでも姫様なんだな…」など感動の声が上がった。

 ラストシーンではまひろと乙丸が旅をする姿が描かれた。

 ――「光る君へ」の乙丸について。

 「本当に忠義の心といいますか、まひろさん、ちやはさん、賢子さまみなさまをお支えできたらなという気持ち。それを本当に一生通せたのは幸せな人生だったんじゃないですかね。本当に乙丸の人生が第1回からずっとあったような気がする。まひろさんについて行ってこのまま帰るところもないですし、もう終わりまでって気持ちなんだと思うので、幸せなんじゃなですかね」

 ――印象に残っているシーン。

 「第1話の雨がポツンって降るところから始まって、お部屋に入れてもらった。従者もそういうふうに入れてくれるのが凄く為時家の優しさがあるシーンだなってあの時思っていた。最終回でまひろさんが“嵐が来るわ”って言って終わるのもちょっとつながっている感じがするなって。雨が来て始まって嵐が来るっていうような。そういうふうに最後のシーンを撮影しながら思っていました。でも最後の歩いたところは凄く印象的ですね。ずっと忘れられないんじゃないかなって。2人でずっと歩いていくっていうのは本当に周り何もなくて、2人だけで。撮影しているスタッフさんもいなくてドローンが凄く遠くから飛んでいるだけだったので、なんとも言えない気持ちでかなり長い距離を歩いていろいろなことを思いました。これといって話すでもなく歩いて行くっていうのが凄く長いようで一瞬のような本当に不思議な時間でしたね」

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