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阪神・西純、不振脱出へ「西勇流」“3勤1休”の投球練習! 梅野は“牛骨バット”導入に意欲

スポニチアネックス / 2024年12月16日 5時16分

子どもたちの前で打撃を披露する阪神・西純(撮影・石崎 祥平)

 阪神・西純が、「西勇流」の投げ込みから来季の逆襲へ向かう。今月から兵庫県内で行っている自主トレ。3日続けてブルペンに入り1日休む“3勤1休”の投球練習を繰り返していることを明かした。

 「(捕手が)座って100球ぐらい投げています。ちゃんとやっていますよ。今年は(練習方法を)変えてみてもいいんじゃないかと思って」

 オフに入ると昨年までは肘、肩の疲労回復を優先させるため、ボールを使ったトレーニングはキャッチボール程度で、ウエートトレーニングが中心。異例の取り組みでオフを過ごす理由は、遠縁の西勇から入団当初に聞いていた不振脱出方法をふと思い出したからだ。それは、「若い時は体が大丈夫なら投げ込んだ方がいい。俺は投げて感覚を体に染み込ませるようにしていた」という教えだ。

 5年目の今季はフォームが安定せず、4試合の1軍登板で0勝。今月上旬に動作解析で見つかった課題「下半身との連動。腕は後から勝手に追いついてくるイメージ」を体に染み込ませている。今月だけで球数は既に1200球を超えた。「来年につなげていかないと意味がない。やるだけです」と腕ぶした。

 この日は、兵庫県三木市で行われた「ジュニアベースボール教室」に同僚の梅野と参加。市内の小学生約60人を相手に打撃の実演も行って喜ばせた。

 「来年は活躍したい気持ちが強い。本当にそこ(開幕ローテーション)は狙って一年間、戦力としてやっていけるように」。西純の25年シーズンは、もう始まっている。 (石崎 祥平)

  ○…梅野は、来年1月の自主トレから“牛骨バット”を導入する考えを明かした。「打感とか、どういう感じになるんかな?初めてのことだから、打ってみながら決めていきたい」。今季までNPBが禁止していたバットを牛骨などでしごく表面加工が来季から解禁。表面が硬くなることで「打感」が良くなるとされ飛距離アップにつながる可能性がある。

 アドバイザリー契約を結ぶSSK社は既に、この加工が施された2本の製造を開始。梅野は「楽しみにしている」と心待ちにした。今季は95試合で打率.209、0本塁打、15打点。不退転の覚悟を持って臨む12年目の来季へ向けて準備を着々と進める。

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