中日・金丸、カブス・今永に弟子入り志願 来季の球団スローガンも決定「どらポジ」とは

ナゴヤ球場を見学した中日のドラフト1位・金丸（左から3人目）ら新人選手（撮影記者）

　尊敬するカブス・今永に弟子入り志願だ。中日のドラフト1位・金丸（関大）が、将来的に“今永塾”に入塾したい意向を示した。「（いつか合同自主トレしたい）気持ちは、もちろんあります」と目を輝かせて話した。

　この日はナゴヤ球場や選手寮など球団施設を見学。そのアテンド役を務めた岡野祐一郎スカウトは現役時代の22、23年オフに今永と合同自主トレした間柄で、「もしやりたいのであれば（今永に連絡する）。力になれれば」と橋渡し役を買って出る構えだ。

　今永がDeNA時代に背負った21番に憧れ、関大2年時から同じ番号を愛用するなど目標とする存在。金丸は「技術が凄いのは分かっていますし、普段の生活や食事面など、いろんな話を聞いてみたい」と力を込めた。

　《球団スローガンは「どらポジ」》来季のスローガンが「どらポジ　Very Positive Dragons」に決まった。井上監督は「ドラゴンズのどら、とポジティブ。どらには“凄い”などを意味する名古屋弁の“でら”の意味合いも含めた」と説明した。

　3年連続最下位に沈んだチームの再建に乗り出す新指揮官は、「凄く前向きに、向かっていこうということ」と決意を新たにした。