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橋下徹氏 安倍昭恵さんとトランプ氏の会食に「強烈なメッセージ…要は政府じゃないよと」

スポニチアネックス / 2024年12月16日 10時29分

橋下徹氏

 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(55)が16日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。故安倍晋三元首相の妻昭恵さんとトランプ次期米大統領の会食について言及した。

 米CNNテレビは、昭恵さんは15日(日本時間16日)に米南部フロリダ州のトランプ氏の私邸マールアラーゴでトランプ氏と会食。夕食を共にし、妻メラニアさんも同席すると伝えた。

 安倍晋三元首相は2016年米大統領選でトランプ氏が当選した後、外国首脳として最初に会談し、良好な関係を築いた。CNNによると、トランプ氏は安倍氏が22年7月に銃撃され死亡した後も、昭恵さんに電話して近況を尋ねることがあったという。

 石破茂首相は11月に南米を訪問した際、帰国途中にトランプ氏との対面会談を模索したが実現しなかった。

 橋下氏は「政治記者の中では有名な話で話題になっていますけど、安倍(晋三)さんと石破さんが政治的にいわば敵対関係みたいになって、安倍さんは石破さんのことをあまりよく思っていなかった。そういう話がもうトランプサイドに伝わっているようなんですよ」と言い、「安倍政権でトランプさんに直接携わった人からいろいろ話を聞くと、トランプさんは物凄く人間関係、個人の友情関係を重要視する方なので、物凄い親友の安倍さんが石破さんのことをよく言っていなければ、トランプさんとしては石破さんに対しては当然距離を置いてしまう」と指摘。

 そして、「それが国と国の関係でどうなのか、外交上どうなのかというのはトランプさんには全く関係ない。個人的に好きか嫌いか、友情関係があるかどうかっていうのを物凄く重視される方なので、今回も日本の政治記者の方がみんな驚いていたのは、トランプさんからの強烈なメッセージだと。要は政府じゃないよと。個人の人間関係なんだよということを強烈にトランプさんがメッセージを出して、外務省をはじめ政府は半ばスネてるというか、メンツをつぶされた形」と話した。

 そのうえで「僕は、林官房長官はもっと正直に、昭恵さんがトランプさんと話す中身は、貴重な情報なんですから、頭を下げてでもどういう状況でしたかと。外務省なんてトランプさんの一言一句だけでなく、表情、目の動き、笑った回数まで記録するくらい物凄い、トランプ大統領の一挙手一投足を記録にするくらい重要な情報。だから昭恵さんとどういう話で、どういう表情で、どういう話題が出たのかということをもう少し頭下げて聞いてもいいと思う」と自身の見解を述べていた。

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