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牧秀悟「ただ、自分の思いを言ってるだけだった」日本一の裏にあった筒香から学んだ“言葉の重み”

スポニチアネックス / 2024年12月16日 11時42分

サンタ姿でデスターシャするDeNA・牧秀悟

 DeNAの牧秀悟内野手(26)が、15日放送のTBSラジオ「SPORTS BULL presents 石橋貴明のGATE7」(日曜前7・00)にゲスト出演。筒香嘉智外野手(33)から学んだ「言葉の重み」について語った。

 番組ではDeNAがセ・リーグ3位から下克上で日本一に輝いたポストシーズンを振り返った。

 シーズン中の試合前の“声出し”は選手が持ち回りで担当するものの、クライマックスシリーズ、日本シリーズはすべてキャプテンの牧が“声出し”を務めたという。

 石橋が「キャプテンとしてミーティングで牧さんが鼓舞する言葉かけるんですよね?筒香選手とかにいろいろ相談して、言葉のチョイスをしたと。“こういう言葉使った方がよりポジティブになれる”って、筒香選手からどんなアドバイスあったんですか?」と尋ねた。

 牧は「それこそ、自分もゴウ(筒香)さんと(前回)ベイスターズいたとき、かぶってなかったので、なかなか話す機会なかったんですけど、1回食事行った時にゴウさんがキャプテンやった時に言葉の強さ、強弱の付け方だったり、意図ある声出しというのを聞くことができたので、それまではただ、自分の思いを言ってるだけだったんですけど、言う意味と言葉の強さを大事にしましたね」と今季、チームに復帰した筒香から「言葉の重み」について学んだと明かした。

 だからこそ「状況にもよるんですけど、負けた時は次の試合は落ち込みやすいので盛り上げて“顔上げていこうよ”ってことを言ったり、勝ってるときはそのままの勢いを大事にして皆が乗れる言葉を大事にしましたね」と筒香のアドバイスがシーズン中でも生きたと振り返った。

 巨人とのクライマックスシリーズ・ファイナルステージでは第1戦から3連勝し、日本シリーズ進出に王手をかけたもののそこから2連敗。巨人のアドバンテージも含め3勝3敗のタイで運命の第6戦を迎えた。

 その時の声出しについて、牧は「もう一回、3位から上がって来たんだって伝えて、“失うものは何もない。自分たちらしく攻める気持ちで行きましょう”って言った気がします。強く言ったような気がします」と振り返り「皆、割り切れてましたね。負けたら終わり。勝ったら次があるって」と他の選手も負けたらシーズンが終わると覚悟を持って臨んでいたと語った。

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