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尾上右近&トラジャ松田元太 サプライズ登場の渡辺謙の言葉に「泣きそうになりました」

スポニチアネックス / 2024年12月16日 19時55分

フォトセッションに臨む(左から)LiLiCo、ミキ亜生MARIA-E、松田元太、尾上右近、渡辺謙、吉原光夫、和音美桜(撮影・五島 佑一郎)

 歌舞伎俳優の尾上右近(32)がTravis Japanの松田元太(25)と16日、都内で米ディズニー映画「ライオン・キング:ムファサ」(20日公開)のプレミアイベントに登場した。

 「ライオン・キング」の前日譚(たん)。今作で声優に初挑戦し、「収録の段階から公開に向けての気持ちを強く持って、今の自分だからこそできることに全力で向き合いながらやらせていただいた。その日々がよみがえって来た」と語った。

 その上で「やっぱり僕も歌舞伎の人間ですから、この板の上で生の空間で空気を味わうことによって実感が湧く部分がある。公開がいよいよ近づいてきたことをとても強く実感できた、この皆さんとその時間を共有できたことがとてもうれしく思っています」と感慨を語った。

 主人公の敵役の声優を務めた渡辺謙(65)もサプライズ登場。「本当に絶対に吹き替え版で見るべき作品になりました。2人とも素晴らしい。涙を誘うくらい気持ちよく仲良し」と尾上と松田を絶賛。松田は「宝物になるお言葉をいただけたこの作品に出会えて本当に良かったなと思う」とかみしめた。尾上も「先ほど控え室で“めちゃくちゃよかったよ”と言って下さったことばに、一旦ちょっと泣きそうになりました」と話し、「今年一番最高の日になりました」とかみしめた。

 イベントでは劇中歌「ブラザー/君みたいな兄弟」などを歌唱した。「登場する存在の気持ちと状況を音に織り交ぜて作られている曲が多いという印象が強い。心地よくて壮大」と劇中歌についてコメント。中でも「ブラザー…」について「兄弟の絆の深さと楽しさ、愉快さとはつらつとしたエネルギーを感じる。だからこそ『ライオン・キング』をご存じの方は切なく聞こえてくることもあると思う。いろんな聴き方ができる曲にできあがっている」と魅力を話した。

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