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セルティック 前田大然のPK成功でリーグ杯V決定「運が味方してくれたかな」

スポニチアネックス / 2024年12月17日 2時2分

スコットランド・リーグ杯の決勝に出場したセルティック・前田大然(左) (AP)

 ◇スコットランド・リーグ杯決勝 セルティック3-3(PK5-4)レンジャーズ(2024年12月15日 グラスゴー)

 スコットランド・リーグ杯の決勝が15日に英国のグラスゴーで行われ、日本代表トリオが先発したセルティックが延長3―3の末に突入したレンジャーズとのPK戦を5―4で制し、2季ぶり22度目の優勝を決めた。1得点のFW前田大然とMF旗手怜央はフル出場でともにPK戦でも成功。FW古橋亨梧は後半31分まで出場した。

 後蹴りのPK戦で5人目に登場すると、前田が左隅に優勝を決める一撃を蹴り込んだ。ヒーローは「疲れた中でのPKで完全にミスキック」と打ち明けたが「運が味方してくれたかな」と苦笑した。

 1―1の後半15分には猛プレスから得点。準決勝のハットトリックなど今大会6得点1アシストで優勝を支えた。今季は公式戦23試合で11得点。2季前に49試合で残した自己最多に並んだ。ロジャーズ監督は疲れ知らずのアタッカーを「クラブを象徴する存在になりつつある」と称えた。

 セルティックは宿敵レンジャーズと並んでいた主要タイトル獲得数で欧州単独最多の119とした。前田が偉業達成の主役だった。

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