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関東学院大がJ内定者会見 初昇格1部リーグで9得点のFW堀金峻明「特長出せる感触ある」J2山形加入

スポニチアネックス / 2024年12月17日 5時2分

関東学院大のJリーグ加入内定選手会見で意気込む(左から)MF土井紅貴(八戸)、FW堀金峻明(山形)、DF佐藤大翔(奈良)

 今季関東大学サッカー1部リーグに初参戦した関東学院大のJリーグ内定3選手の合同会見が16日、横浜市の同大学キャンパスで開催された。FW堀金峻明がJ2山形、MF土井紅貴がJ3八戸、DF佐藤大翔がJ3奈良に来季加入する。

 関東学院大は昨季、創部以来初めて1部リーグ昇格を果たした。しかし初挑戦のシーズンは強豪校の壁にぶつかり、12チーム中最下位で2部に再降格。それでも大学のトップレベルで選手は貴重な経験を積み、うち3人がプロ入りをつかんだ。

 リーグ戦ランク7位の9得点と奮闘した堀金は1メートル82、79キロの堂々たる体格を誇るストライカー。山形加入内定後は特別指定選手としてひと足早く、J2の3試合に途中出場した。足りない部分が明確になった一方で「自分の特長は出せるかなという感触はあった」と手応えも。「来季は自分では2年目だと思っている。どんどん試合に出て結果を出したい」と強く意気込んだ。

 八戸に加入する土井は、3年生でサイドアタッカーからボランチに転向した。「ボール奪取や強度の高いハードワークを生かし、開幕からメンバーに絡みたい」。理想にはリバプールMF遠藤航、大学が練習参加などで提携する横浜F・マリノスの熱き主将MF喜田拓也を挙げた。

 奈良に加わる佐藤は1メートル84、81キロのサイズで高い身体能力を誇るセンターバック。高校まで無名も大学で急成長した。高い攻撃センスを持つFC東京のDF森重真人を目標とし「攻撃はボールの置き方や目の配り方、守備ではボールがないところの駆け引きを教わった」と大学で伸びた点を挙げた。

 横浜から派遣され、指導3年目の奈良安剛監督は「3人とも自分の時間を使いフィジカル面を準備してきた。Jクラブで活躍する強い意志を持ち、それぞれ思い描く選手に近づいてきている。自信を持って送り出したい」とエールを送った。

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