金子恵美氏 赤坂で見つけた「カーブドッチ」 東京での新潟探し これからもライフワークに

赤坂離宮にあるカフェ「カーブドッチ」にて

【金子恵美の見つけた新潟最終回】2024年は激動の一年でしたね。新年早々の能登半島地震から始まり、羽田空港での事故。政治も自民党総裁選挙5度目の挑戦で石破氏が勝利。高市氏との接戦は全国が注目しました。その後、間髪入れずに総選挙に突入し、自民・公明の与党は惨敗。野党転落とまではいかないものの、少数与党として厳しい政権運営を強いられています。

　一方で躍進したのが国民民主党。103万円の壁の引き上げを掲げ、議席数を4倍に。政権運営のキャスティングボートを握っています。飛ぶ鳥を落とす勢いのところに代表玉木氏のスキャンダルで3カ月間の役職停止になりました。年末には芸能界でも中山美穂さんの急逝や、私も番組でお世話になった小倉智昭さんの訃報で悲しみに包まれました。さらにパリ五輪では日本選手団の活躍で日本中が湧きました。実にいろいろなことがあった一年です。

　そしてこれまで3年半にわたり皆さまにお付き合いいただきました「見つけた！新潟」のは今回が最終回を迎えることになります。隔週の日曜日が締め切りなのですが、そのたびにどの新潟のネタにしようかと悩んでいたのが、こんなにも長い期間になっていたのかと考えると感無量です。

　最終回の今回は迎賓館赤坂離宮にあるカフェの「カーブドッチ」です。言わずと知れた新潟のワイナリーですが、東京のど真ん中にオシャレなガラス空間に包まれて、都会のオアシスと言わんばかりに存在感を発揮しています。近くには学習院初等科があり、お店ではオシャレなマダムたちがランチをしていました。私も夫を連れてランチに。私は迎賓館カレー、夫はぜいたくパスタとクラシックプリンを。せっかくの休日のランチデートですし、カーブドッチですし、赤ワインの一杯は頂きたくなりますよね（笑い）。お料理とマッチしてとてもおいしく頂きました。東京の中心から新潟を感じました。

　東京にはあちこちに新潟が隠れています。これからも私のライフワークとして新潟を探していきたいと思います。またどこかでお会いしましょう。ありがとうございました。（コメンテーター）