杉浦悠太「レベルアップ感じた1年」来季は賞金王→予選会“金谷ルート”で米ツアー目指す

ルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞した杉浦悠太

　日本ゴルフトーナメント振興協会（GTPA）の表彰式が18日、都内で行われ、杉浦悠太（23＝フリー）がルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞した。

　ツアー史上7人目のアマチュア優勝を飾った昨年は特別賞を受賞した。2年連続の受賞となる杉浦は「昨年特別賞を受賞した時に“来年はルーキー・オブ・ザ・イヤー”を獲りたいと話していた。それが実現できたので、そういう意味でも嬉しい」と喜んだ。

　ツアーに本格参戦した今季は7月のメジャーの日本プロでプロ初優勝。10月には米ツアーZOZOチャンピオンシップで日本勢最高の6位に入った。ケガで離脱した期間はあったが、充実したシーズンを過ごした。杉浦は「レベルアップを感じられた1年だった。自己採点は80点」と胸を張った。

　2025年は1月9日開幕の米ツアー、ソニー・オープン（ハワイ州）が初戦となる。主戦場とする日本ツアーでの目標は「賞金王」だが、その先の未来も思い描いている。

　今季、日本ツアー賞金王として臨んだ米ツアー最終日予選会でツアーカードを獲得した金谷拓実の奮闘には大きな刺激を受けた。

　「本当に難しいことだけど、突破していけるのはさすがだなと思った」と先輩をリスペクト。「自分も（米ツアー予選会に）挑戦したいと思っているので、賞金王もそうだし、最終的にはそこも目指したい」と“金谷ルート”で米ツアー参戦を目指す決意を示した。