野呂佳代 AKB時代の“個人情報詐称”であわや事故のトラブル「ゴムがあんな大事だって知らなかった」

野呂佳代

　タレントで女優の野呂佳代（41）が、18日放送の日本テレビ系「1周回って知らない話SP」（後7・00）に出演し、アイドル時代にあわや大事故のハプニングを明かした。

　AKB48の一員として芸能界デビューし、姉妹グループのSDN48を経て独り立ち。芸人ばりの体を張った立ち回りで人気になった。

　もともと女優志望で、高校生になると数々のオーディションを受けたが、すべて落選。22歳になって最後のチャンスと意気込んで臨んだのが、AKB48の2期生オーディションだった。

　後がない野呂はなんと、履歴書に小細工したという。再現VTRでは、「アイドルだから20歳くらいの方がいいよね」「足のサイズ、25センチでもいいよね」、さらに「ちょっと丸顔すぎるか」と、添付写真も細めに加工して提出したという。

　面接では当然、問題になったが、1人だけ合格を出したスタッフがいた。総合プロデューサーの秋元康氏だった。秋元氏は当時を振り返り、「まずマネジャーが飛んできて、“年齢詐称です”。衣装部から“足のサイズをうそついてました”。みんなが“そんなうそつきのやつは落としましょう”と言ったんですけど、“そこまでうそつくやつは面白い。逆に入れよう”って」と理由を説明した。

　しかし、そのせいであわやのトラブルがあったという。バラエティー番組の収録で、川にかかった橋からバンジージャンプをするという企画に参加。野呂は落下すると、そのまま水面に顔をバシャンと付くほど、ゴムが伸びきったという。

　秋元氏は「バンジージャンプをやったんですけど、体重うそついて、川の中まで体が突っ込んだ人なんです」と明かした。

　ごまかしていた体重について、野呂も「5キロくらいは…」と告白。MCの東野幸治からは「プロフィルはうそついてもいいけど、あれは重かったら、池にはまるかも分からん」と指摘されると、野呂は「ゴムがあんな大事だって知らなかった」と振り返っていた。