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浅香唯、ワッキー“特攻隊員の母”描く舞台へ込めた思い ワッキーはさんまの言葉が「後押し、勇気に」

スポニチアネックス / 2024年12月19日 5時1分

舞台をアピールする(左から)「ペナルティ」ワッキー、浅香唯

 歌手で女優の浅香唯(55)がこのほど、主演舞台「MOTHER マザー~特攻の母 鳥濱トメ物語~」(来年3月19日初日、新国立劇場)の取材会を行った。

 太平洋戦争中、鹿児島・知覧から飛び立った特攻隊員から母のように慕われた鳥濱トメさんの半生を描いた愛の物語。2009年に初演され、今回は約4年ぶりの再演となる。浅香は主人公の鳥濱トメを演じる。「私の今までの役にはない異色の役。稽古場に入った瞬間、これから命を懸けて戦う若者の雰囲気があふれている。自然に役に入れた」と熱く語った。

 6日には自身と同じ1985年デビューの中山美穂さん(享年54)が亡くなった。舞台に臨むにあたっては「美穂ちゃんの分までではないけれども、前向きに生きる。いつまでも忘れないで心にとどめる」と天国の盟友に熱演を誓った。

 今回からお笑いコンビ「ペナルティ」のワッキー(52)が本格的にプロデューサーとして劇を盛り立てる。ワッキーは13年から同作に出演し、現在ではお笑い、サッカーと並ぶライフワークの一つとなっている。

 自身も作中に特攻隊の隊長として出演する。それだけに作品に込める思いは人一倍強い。他の出演者も舞台稽古の前に、自主的に教練と称したトレーニングを1時間ほど行うなど熱を込めている白熱した座組。「このお芝居は絶対に終わらせてはいけないという思いが年々強くなっている」と熱弁を振るった。前回から主演を務める浅香も、ワッキーが直接出演を依頼した。当初はキャラクターではないと一回断った浅香を説得した。

 プロデューサーに就任してからは劇場近くの学校などを自ら回り、戦争を知らない世代にも積極的に作品をアピールしてきた。「一つの目標として鹿児島、知覧、沖縄でやるというのは目標としてある」と今後の展望を語った。

 そうした姿勢が実り、一度舞台を見た明石家さんまからはコメントをもらった。「ありがたい。本当にこの言葉に助けられている。後押しをしてもらい、勇気をもらいました」と感謝を口にした。

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