巨人 キャベッジと契約合意を発表 左の強打者「とても楽しみ」中軸の一員として期待

24年はアストロズでプレーしたトレイ・キャベッジ（AP）

　巨人は18日、新外国人として前パイレーツのトレイ・キャベッジ外野手（27）と契約に合意したと発表した。米国出身で昨季はエンゼルス傘下3Aでトリプルスリー（打率・306、30本塁打、32盗塁）も達成した左の強打者は、球団を通じ「来シーズン、日本でプレーできることをとても楽しみにしている」とコメントした。

　1メートル88、92キロの大型野手。23年7月に大谷（現ドジャース）も在籍していたエンゼルスでメジャーデビューし、今季はアストロズで45試合に出場して打率・209、1本塁打、8打点。11月にパ軍に移籍していた。一塁と外野を守り、俊足強打の左の長距離砲は、不動の4番・岡本和を支える中軸の一員として期待がかかる。

　前中日の守護神・マルティネス、ソフトバンクから国内FA権を行使した甲斐も獲得し、今オフの移籍市場の主役となっているチームにまた一人、助っ人が加入。「Cabbage」は「キャベツ」の英語と同じスペルでもあり、人気が出そうだ。