将棋・渡辺明九段 左膝手術で1カ月休場 13日の対局中に足の痛み訴え投了していた

渡辺明九段

　日本将棋連盟は19日、渡辺明九段(40)が膝の手術のため1カ月間休場すると発表した。

　同連盟は「このたび、渡辺明九段が膝の手術のため、2024年12月19日～2025年1月20日まで休場することになりました」と発表。休場期間中に予定されていた永瀬拓矢九段とのA級順位戦7回戦は延期となり、「ABEMAトーナメント2025」は欠場。監督を務める「ABEMA地域対抗戦」は監督交代となる。

　渡辺九段は13日に行われた千田翔太八段とのA級順位戦中に足の痛みを訴えて投了していた。

　対局後、自身のX(旧ツイッター)を更新。「今日の対局、最後まで指せずに申し訳ありませんでした」と謝罪。その上で「膝の手術は近い日程で決まっていて、今日は当面の最後だったので、やりきりたかったのですが、強い痛みがきて、順位戦の終わる時間を考えると無理だと判断しました。痛みが出るかどうかは日によるので(先週の対局はそれほどでもなかったので、普通に指せた)」と患部の状態を説明していた。