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石川柊太 吉井監督から託された背番号“21”「この番号を背負って戦うことに意味」ロッテ入団会見 

スポニチアネックス / 2024年12月19日 17時57分

入団会見に臨んだ石川柊太とロッテの吉井監督

 ソフトバンクから国内フリーエージェント(FA)権を行使し、ロッテ入りが決まった石川柊太投手(32)が19日、ZOZOマリンスタジアムで入団会見に臨み、新天地での意気込みなど語った。背番号は「21」に決まった。今季まで「21」だった吉井理人監督(59)の背番号は「81」に変更になることも合わせて発表された。

 石川は「交渉の中で“この番号でどうだ”っていう話を聞いているときに、吉井さんが“21やめてもいいよ”みたいなことをボソッと言ってもらって。自分の中では“21”はカッコいいと思っていたし、そう言っていただけるなら、この番号を背負って戦うことに意味があるのかな」と経緯を明かした。

 会見に同席した指揮官は「“21”を石川が好きかは分からなかったですけども、(ソフトバンクの)和田先輩がつけていたからカッコいいと思うだろうな」とおどけつつも、「元々21番は誰か活躍していた選手にあげようと思っていた番号で、投手、野手がつけてもいい番号で、選手が付けた方がいいよなと思って言ったのと、毎日ユニホームに袖を通して背番号を見るので、できればそれを見て機嫌よくやってほしいなと」と背番号を託した思いを語った。

 石川は2013年の育成ドラフト1位でソフトバンクに入団。16年7月に支配下登録されると、20年には最多勝利、最高勝率の2冠に輝き、23年にはノーヒットノーランを達成するなど通算56勝。今季も15試合登板で7勝2敗、防御率2・56の成績を残した。宣言残留を認める方針のソフトバンクや巨人、オリックス、ヤクルトと5球団による争奪戦の末にロッテが獲得した。

 今季3位のロッテは佐々木がポスティングシステムを利用してのメジャー移籍が濃厚なため、先発投手の補強が不可欠で、先月30日に都内で行われた交渉では、かつてソフトバンクで投手コーチを務めた吉井監督も同席して熱意を伝えていた。

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