野口健氏 富士山通行料4000円“統一”に「利権にがんじがらめになっていた山が動いた」
スポニチアネックス / 2024年12月20日 11時44分
アルピニスト・野口健氏(51)が20日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。山梨県が来年の夏山シーズンに合わせ、富士山の山梨側登山道「吉田ルート」の通行料を現行の2000円から4000円へ引き上げる方針を固めたことに言及した。
吉田ルートの5合目に設置した入山ゲートの閉鎖時刻は、現行の午後4時から午後2時へ前倒しする。今夏は入山規制を実施しなかった静岡県も、来夏から4000円の入山料を徴収し、通行規制を午後2時から始める方向で調整を進めている。山梨、静岡両県の足並みがそろった形となった。
関係者によると、通行料は規制に関わる人件費や安全対策などに充てる。これまで任意で集めていた協力金1000円は廃止し、通行料に一本化する。閉鎖時間は今夏の規制と同様、翌日午前3時までとする。富士山では、夜通し登る「弾丸登山」や混雑が問題となり、山梨県は今夏、入山ゲートを設置。通行料2000円の徴収と夜間規制を始めた。
野口氏は「これまでは『やれない理由』ばかり挙げていましたがら山梨県はリーダーが代わり一気に『やる』と舵を切った。それに合わせるかのようについに静岡県側も動いた。利権にがんじがらめになっていた山が動いた」と指摘。
続く投稿で「富士山の入山料金の義務化は長年、地元ではタブー中のタブー。20年前から富士山の入山料金制度について訴えてきましたが、クレームの連絡ばかり。しかし、時代は明らかに変わりました。当たり前のことが当たり前にできる。確かに入山料金は諸外国と比較してもいかにも安すぎる。しかし、絶対的なタブーからスタート。一気に高額という訳にいかないのでしょう」と自身の見解をつづった。
そのうえで「ポイントは毎年、少しずつ上げていくということ。また、インバウンド対策として自国民と外国人と入山料金を分けると。これは山梨県議会でも議論して頂きたい。海外では自国民と外国人と入山料金が違うのは決して珍しくはないわけで。山梨県知事の長崎幸太郎氏が投じた一球が意味あるものにするためにも社会全体が関心をもち、後押しする。これが大事」と記した。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
野口健氏 静岡、山梨両県で富士山通行料4000円調整に「利権にがんじがらめになっていた山が動いた」
東スポWEB / 2024年12月20日 20時52分
-
富士山通行料4千円に値上げへ、ゲート閉鎖も午後2時に…山梨県知事「受益者負担の観点で適正」
読売新聞 / 2024年12月20日 19時43分
-
富士山通行料、山梨側が4000円に値上げ方針…静岡と足並みそろえ混乱防ぐ狙い
読売新聞 / 2024年12月19日 17時25分
-
富士山通行料、1人4000円で最終調整 山梨県知事明かす 静岡県と足並みそろう
産経ニュース / 2024年12月19日 14時2分
-
富士通行料、山梨側は4千円へ 来夏、ゲート閉鎖は2時間前倒し
共同通信 / 2024年12月19日 10時14分
ランキング
-
1夫の育児放棄・借金・浮気で離婚、再婚相手はエリート官僚、武道館公演の最年少記録も…菊池桃子(56)の“1人総活躍”な人生
文春オンライン / 2024年12月20日 17時0分
-
2元TBSアナ高野貴裕さん 来年1月末で退社発表 妻は星野真里、9月に娘の難病公表「身近な人を笑顔に」
スポニチアネックス / 2024年12月20日 17時11分
-
3「長男は毎晩ぬいぐるみを涙で濡らし…」急逝の中山美穂さん、辻仁成氏との離婚で“母子断絶10年” 残された遺産の行方
NEWSポストセブン / 2024年12月20日 7時15分
-
4中山美穂さんファンクラブ 来年3月31日でサービス終了「皆さまとの温かな繋がりは大切な宝物」
スポニチアネックス / 2024年12月20日 18時7分
-
5ケンコバ「レギュラー14本やってたけど…」大阪時代の驚きのギャラ事情告白「家賃を払ってもらってた」
スポニチアネックス / 2024年12月20日 15時7分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください