「イカ天」で人気「宮尾すすむと日本の社長」宮尾益実さん死去 「急逝であったため…」と伝える

宮尾益実さん死去

　ロックバンド「宮尾すすむと日本の社長」のキーボード、宮尾益実さんが10月16日に死去していたことが20日、バンドの公式サイトで報告された。

　公式サイトには「宮尾すすむと日本の社長　一同」からのメッセージを掲載。「2024年10月16日、キーボードの宮尾益実くんがご自宅にて永眠された事をここにお伝え致します」と伝え、「通夜や葬儀については近親者のみで既に執り行われておりますが、黒沢はバンドを代表して参加し、最後の挨拶をさせていただきました」と既に葬儀を終えたことを報告。「急逝であったため、ご家族も我々も大変動揺しておりましたが、四十九日も過ぎ多少の落ち着きを取り戻しております」と続けた。

　バンドは1986年に結成。TBSの番組「平成名物TV」のコーナー「三宅裕司のいかすバンド天国」に出場、89年に10代目のイカ天キングとなった。1990年にはメジャーデビューを果たした。

　公式サイトでは「ここ5年ほどはあまり一緒にやれていなかったのですが、今年の7月に宮尾くんから声をかけてくれて一緒にライブをできた事は、今にして思えば奇跡的な事であり、本当に良かったなと思っております」と7月のワンマンライブを回想。

　「皆さまにおかれましても、突然の事に動揺されるとも思いますが、どうかあまり気を落とさずに彼のキーボードや歌声に想いを馳せていただければ、本人も向こうで大変喜んでくれることと思います。人間いつ何が起きるかは本当にわからないものだと日々実感させられる昨今ですが、だからこそ1日1日を大事にして生きて行きたいと改めて思うばかりです」とメッセージを送った。

　そして「今のところお別れの会などは、考えておりませんが何かあればまた別途連絡致します」と結んでいる。