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南野陽子 中山美穂さんを追悼「同期であることが誇らしく感じる人でした」「うそって…悔やしいなと」

スポニチアネックス / 2024年12月20日 20時57分

南野陽子

 歌手の南野陽子(57)が20日放送のニッポン放送の特別番組「南野陽子 今日はナンノ日っ!2024」(後8・00)に出演。6日に入浴中の不慮の事故により54歳の若さで急逝した歌手で女優の中山美穂さんを追悼した。

 中山さん、工藤静香、浅香唯とともに「アイドル四天王」と称され、一時代を築いた南野。来年デビュー40周年を迎える中で、中山さんの急逝に言及した。

 「中山美穂ちゃんとか、1985年の6月にデビューと、デビューもおんなじでした。先にドラマで始まって、そのあと歌の流れも同じような感じでした」と振り返り、「10年と会う機会がない感じだったんですけど。同期を聞かれると、中山美穂ちゃんとかって真っ先に名前を挙げさせてもらっていました。同期であることが誇らしく感じる人でした」と語った。

 「あまり実感がないというか、あまりにも早くて“ちょっとそれはないでしょ、えっ、何、うそって。ちょっとそれはないでしょ”って、なんかそういうふうな。“まだまだやることあるでしょ”みたいな、そういう気持ちになってしまいました」と驚いたことを回顧。「クリスマスライブとか、来年の40周年とか、絶対に楽しみにしてたはずなんですよ。だから悔やしいなと思って。中山美穂ちゃん本人が一番びっくりしてるし、悔しがってるんじゃないかなと思います。だけど、明日のライブでみんなに会えるとか、打ち上げどうしようかとか、なんかちょっとハッピーなあったかい思いでいたのかな、その日は、と思うと…。ねぇ、うん。うん」と言葉に詰まった。

 「悲しいニュースを見ても、そこに出てくる映像とか歌ってる姿とか写真とか、やっぱり奇麗だな、かわいいなとか、キラキラしてるなとか、そういうふうにしか見られなくて、輝いてんな~って」と正直な思いを打ち明け、改めて実感がないことを強調。「(本田)美奈子もそうですけど、今もCDを聞くし、聞いてうまいな~とか思って。忙しくて会えてないだけで、いない感じはしてないです。だから凄く不思議な感じのままなんですけど。一緒に過ごしてきた時代を知ってる者として、美奈子も美穂ちゃんもただただ誇らしく思うんですよね。私はまだもう少し頑張らないといけないみたいな感じがあるので」と2005年に白血病のため38歳で亡くなった本田美奈子さんの名前を挙げながら語り、「だから、悔しいし、こういう話は嫌だなと思うんですけどね」と続けた。

 「ファンの方は凄い本当つらい思いをされてたりすると思うんですけど、本当に彼女はとってもすてきな作品を歌にしてもお芝居にしてもいっぱい残してますんで、それを見ながらいることが彼女も一番喜ぶことじゃないのかなと思うので、いっぱい見て、やっぱり彼女はすてきだな、いいなと思ってほしいなと思います」とファンに向けてもメッセージを送り、「私も来年40周年、頑張っていかなきゃって思います」と締めくくった。

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