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「ライオンの隠れ家」完結 予想を超える“号泣”ラスト ロス広がる「寂しいやだやだやだ」「神ドラマ」

スポニチアネックス / 2024年12月20日 22時56分

金曜ドラマ「ライオンの隠れ家」第11話。完成した画廊を前にする(左から)美路人(坂東龍汰)、洸人(柳楽優弥)、ライオン(佐藤大空)(C)TBS

 俳優の柳楽優弥(34)主演のTBS金曜ドラマ「ライオンの隠れ家」(金曜後10・00)最終回が、20日に放送された。サスペンス要素で視聴者の心をつかみ、後半にかけて登場人物それぞれの境遇や心情をクローズアップした巧みな演出とキャストの熱演が話題を集めた注目作。涙を誘う感動のラストに、視聴者からは感動の声と“ライオンロス”を惜しむ声が上がっている。

 <以下、ネタバレあり>

 柳楽が演じているのは、坂東龍汰演じる自閉スペクトラム症の弟・美路人のために生きる真面目で優しい市役所職員・小森洸人。2人で暮らす兄弟が佐藤大空(たすく、5)演じる謎の男の子「ライオン」と出会い、ある事件に巻き込まれていくオリジナルのサスペンスで、先の読めないオリジナルストーリーと、豪華キャストの演技が光る話題作。

 第10話のラストで、洸人(柳楽)がいなくなった。第11話は、美路人がライオンや愛生(尾野真千子)とともに探し回るが見つけることができず…。「自分のことが面倒くさくなった、嫌いになったから家を出て行ったのではないか」と考える美路人。一方、東京にいた洸人は、家庭の事情で中退せざるを得なかったかつて通っていた大学を訪れる。そして、子どもの頃からのさまざまな思い出が脳裏をよぎる。美路人に伝えたかった正直な気持ち…家族への想いが洸人を動かした。

 全11話を通して、病気や障害のある兄弟姉妹がいる「きょうだい児」の生活を緻密に描いてきた同作。柳楽と坂東がその生活と心情の機微を、表情と演技で見事に表現してきただけに、ラストの展開は視聴者の心を魅了した。

 ネット上では「涙が止まらない」「ほんとボロ泣き」「神ドラマをありがとう」「こうきたか…号泣」「ずっとこの家族を見ていたい」と感動の声が上がり、また「来週もみんなに会いたいよ…」「ライオンロス確定です」「終わっちゃう…もう会えないなんて信じられない」「寂しいやだやだやだやだやだやだ既にロス」と、放送終了を惜しむ声が相次いだ。

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