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立川志らく M-1審査員は「他ジャンルから選べ」と主張「同業者が選ぶと当然気兼ね気遣いが発生する」

スポニチアネックス / 2024年12月21日 12時52分

立川志らく

 落語家の立川志らく(61)が21日、自身のスレッズを更新。漫才日本一を決める「M-1グランプリ」の審査員について、考えをつづった。

 18年から22年まで5年連続審査員を務めた志らく。19日、都内で行われた、ポッドキャスト番組「志らくさん!信子に面白い話を聞かせてください」の初イベントで、「審査員は漫才師ではない他ジャンルの方がすべきだ」と持論を述べた。

 そして21日、スレッズで「M1の審査員は他ジャンルから選べについて」と投稿し、発言の真意を説明。「今回の審査員は芸人として文句ない人達ばかり」と前置きしつつも「でも例えばプロ野球、MVPは誰が選ぶ?選手でも監督でもない。OBでもない。スポーツ記者が選んぶ。アカデミー賞は?役者や監督が選ぶ?いやアカデミーの会員が選ぶ。アカデミー会員は映画に精通している他ジャンルの人」(原文ママ)と、球界や映画界の表彰の例を挙げ「つまり同業者が選ぶとそこに当然気兼ね気遣いが発生するし更に同業者にしか分からないテクニック的な物がかなり重要視される。それは悪いことではないが芸を俯瞰で見づらくなってしまう」と訴えた。

 一方で「他ジャンルの人が選ぶ場合、全くその分野に無知な人が入るとそれは危険。爆笑の太田さんが若い頃何かの大会で審査員であった舛添さんに酷評されて『お前に笑いの何がわかるんだ!』と暴れたという話があるがそりゃ当然」ともつづり「でもその昔のお笑いスター誕生の審査員に赤塚不二夫先生がいた。ギャグ漫画の帝王に評価されるのはそれは嬉しい事だ」と記した。

 その上で「今回のM1の審査員が若く見えるのは例えばアカデミー賞で吉永小百合に選ばれるならいいが、北川景子と長澤まさみに選ばれる今田美桜みたいな印象があるんじゃないの?ならば歌手の石川さゆりが審査員でもって話です」と主張した。

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