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【リーグワン】三重が終了間際のPGで劇的“サヨナラ”今季白星一番乗り BR東京はSHペレナラ奮闘も…

スポニチアネックス / 2024年12月21日 14時4分

三重の所信表明会見に出席した(左から)北條拓郎、レメキ・ロマノラヴァ、藤井拓海、パブロ・マテーラ、ワイマナ・カパ

 ◇NTTジャパンラグビーリーグワン1部第1節 三重 23-21 BR東京(2024年12月21日 鈴鹿)

 4季目を迎えたラグビーのリーグワンが21日に開幕し、最も早い午後0時10分キックオフの一戦は昨季11位の三重が同10位のBR東京を23-21(前半6-14)で破り、白星発進した。

 オフに積極的な補強を行った三重は東葛から移籍の元日本代表WTBレメキがメンバー外も、アルゼンチン代表フランカーのマテーラがゲーム主将を務めた。BR東京は3年ぶりの日本復帰となったニュージーランド代表SHペレナラが先発し、日本代表SO中楠とHB団を形成した。

 BR東京は前半4分過ぎにペレナラが左隅へ飛び込んだものの、テレビジョンマッチオフィシャル(TMO)でラインに届いていないと判定されてノートライ。その後もペレナラの速い仕掛けで押し気味に進め、同18分に新加入の元オーストラリア代表No.8ギルがポスト下へ抑えて今季リーグ第1号トライをマークした(7-0)。

 7-6で迎えた同29分には、ペレイラがハイタックルを受けながらゴール前まで突破。サポートしたロックのストーバーグが右中間にトライを決め、14-6とリードを広げた。愛知から移籍のNo.8タンギパのシンビンで1人少なくなった三重も前半終了間際に右中間インゴールへ迫ったが、ペレナラが相手を抱えながら体を下へ入れ、ボールにも絡んでグラウンディングを許さなかった。

 三重は後半7分、浦安から加入のWTBスルンガが自ら蹴ったボールを右中間に抑えて今季チーム初トライ(13-14)。BR東京も同16分にギルがトライを決めたが、三重も30分、途中出場したSH北條の突破を機にマテーラの右中間トライで20-21と再び1点差に迫った。試合終了間際には敵陣で相手反則を誘い、SOヴニポラのPG成功と同時にノーサイド。劇的な“サヨナラ勝ち”を収め、1部ではトップリーグ時代6年ぶりとなる地元・鈴鹿での勝利を記録した。

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