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メジャーで大谷翔平を好きな場面で使う「ゴールデン・アットバット」の発想が生まれる背景とは?

スポニチアネックス / 2024年12月21日 14時22分

ドジャース・大谷

 エンゼルスなどメジャー3球団で国際編成などを務めたタック川本氏(71)が、元楽天監督の大久保博元氏(57)のYouTube「デーブ大久保チャンネル」に出演。メジャーリーグで「ゴールデン・アットバット」のような発想が生まれる背景を明かした。

 大久保氏が「突拍子もないことじゃないですか?」と笑ってしまった新ルール。野球を知っている人間ならおよそ思いつかないだろう。

 好きな打者を試合中に1度だけ、打順に関係なく好きな場面で打席に立たせることができる「ゴールデン・アットバット」。このアイデアが誰あろう、ロブ・マンフレッド・コミッショナーの口から出るのだから驚きだ。

 だが、川本氏は「(米国のファンは)変えると言うことをみんなが期待している」と、組織のトップからこのようなアイデアが出ることは不思議ではないと指摘した。

 「リピートビジネスなんです。また球場に足を運んでもらうためには同じ事をやるのではなく、変えることでファンに興味を持たせなければならない」

 ピッチクロックもその考えに基づいて導入された。ゴールデン・アットバットは現時点で導入の予定はないというが、ベースを大きくすることや球審のロボット化は検討されている。

 川本氏は「選手を入れ替えることもそう。スター選手を動かすことでテレビなどを盛り上げる」と、説明した。

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