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大泉洋 作詞で葛藤「果たしてこれで本当にいいのか」 玉置浩二からのまさかの助言に「話が違う話だと」

スポニチアネックス / 2024年12月21日 15時56分

大泉洋

 俳優の大泉洋(51)が、20日深夜放送のNHK「玉置浩二ショー」(深夜1・02)にゲスト出演し、「安全地帯」玉置浩二(66)がプロデュースした「あの空に立つ塔のように」の裏話を語った。

 生誕50年を記念して昨年、配信リリースされた「あの空に立つ塔のように」を玉置がプロデュースし、大泉も作詞を担当した。

 玉置のデモテープが送られてきた際、大泉は感動したという。「玉置さんのデモを聴いちゃうと、単純にいい歌だなって思うじゃないですか?それしか思ってないわけですよ」。ところが、「歌って思うのは、物凄く難しいのね」と、大泉には難易度の高いメロディーだったことを明かした。玉置も「結構いろんな人に曲を頼まれて、長年にわたって作ってきたけど、最初に作った曲をこんな感じじゃない感じにしてくれと断られたのは初めて」と、一度はダメ出しを受けたことを告白した。大泉は大笑いしながら、「何で言うんですか!?」とツッコミ。「うちの事務所が一番焦ってると思いますね。その話、出るんだって」と笑わせた。

 作詞でも苦労があったという。「実は2番の歌詞が、僕の中ではもともと1番だった。ところが、ラブソングみたいなものを作ったんだけど、果たしてこれで本当にいいのか悩んで。悩んで悩んで、どうしようもなかったんですよ」。最初は恋愛要素を盛り込んだ詞を書いてみたものの、方向性が定まっていなかったことを明かした。

 そんな時に助言をくれたのが、玉置だったという。「そこに玉置さんから連絡が来て、お電話でお話をして、“洋ちゃん、大丈夫?できた?簡単でいいんだ”と。“詞なんて3日くらいで書くんだよ?。空とか北海道の風とか、そういう風景でいいんだよ”って言われて、分かりましたって」。そこで恋愛要素から方向転換して、北海道への思いをつづり始めたという。

 生まれ故郷を想像するうち、頭に浮かんだのが、北海道の開道100周年を記念して札幌市内に建てられた、百年記念塔だった。「僕が子供のころを思い出したんですよ。その時にぱっと百年記念塔が浮かんだんですよ。それで百年記念塔をモチーフにした歌詞で書いた」。そんな中、気になったのが、最初に書いたラブソングの行方だった。「ラブソングでいくか、どっちかにしたかった。玉置さんに“こういうのもできたんですけど、どっちの方がいいですか?”って玉置さんに聞いたわけ」。すると、玉置からは「いいんじゃない?このラブソングに塔が出てきたら、それで終わり(完成)だよ」という返答だったそうで、「全然違う話だと思って」とツッコミを入れた。こうして、ラブソングに塔を盛り込んだ歌詞が、2番として採用されることになったという。

 百年記念塔は、老朽化を理由に解体され、現在は存在しない。玉置は、「塔が見守っている。今はないもの、そこが一番しびれた。さすがだ!と」と、大泉の作詞センスを高く評価した。

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