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【フィギュア】鍵山優真の初Vに父・正和コーチ涙「これに懸ける思いは優真以上」 史上2組目の父子制覇

スポニチアネックス / 2024年12月21日 20時32分

<全日本フィギュア第2日>男子フリー、優勝し父・正和コーチ(右)と抱き合う鍵山優真(同2人目)(撮影・小海途 良幹)  

 ◇フィギュアスケート全日本選手権第2日(2024年12月21日 大阪府門真市・東和薬品ラクタブドーム)

 フィギュアスケートの世界選手権(来年3月、米ボストン)代表選考会を兼ねる全日本選手権第2日が21日、大阪府門真市の東和薬品ラクタブドームで行われ、男子フリーでSP首位の鍵山優真(21=オリエンタルバイオ・中京大)が205.68点をマークし、合計297.73点で初優勝。世界選手権出場権を獲得した。

 冒頭から4回転フリップ、サルコウ、4回転-3回転の連続トーループなどジャンプを次々に着氷。その後、着地でバランスを崩す場面もあったが、最終滑走で貫録の滑りを見せた。

 最後のポーズを決めると、そのままリンク上で大の字に。優勝を確信し、喜びをかみしめた。

 これで10年の小塚嗣彦・崇彦親子以来、史上2組目の父子優勝。90~92年で3連覇を経験している父・正和コーチはキスアンドクライで鍵山と抱き合い涙。「これだけは絶対に獲りたい思いがあった。これに懸ける思いは優真以上にあった。これがあって世界のてっぺんを狙える。リスタートです」と語った。

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