元日本代表GK南雄太 引退試合に豪華メンバー集結 04年“伝説OG”再現からVARで当時の映像も

南が要求したオウンゴールのVARが実際の映像をもとに確認され会場を沸かす（撮影・白鳥　佳樹）

　23年限りで現役を引退した元日本代表GK南雄太氏（45）の引退試合が21日、最後に所属したJ3大宮（来季J2）の本拠地「NACK」で開催された。試合には一緒にプレーした豪華メンバーが集結。FW三浦知良がゴール＆ダンス、横浜FCコーチの中村俊輔氏も得意のFKを決めるなど会場を沸かせた。

　最大の見せ場は、柏時代の04年広島戦で手元を誤って自陣ゴールにボールを投げ入れてしまった伝説のオウンゴールの再現。直後には大型ビジョンに当時の映像も流され、今回もゴールが認められて90分が終了した。同点で突入したPK戦では尊敬するカズのキックを片手一本で止め、有終の美を飾った。今後は指導者として後進の育成に携わっていく。