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阪神・掛布OB会長 右京に2割8分&20発厳命「クリアする力はある」 背番号31後継にも言及

スポニチアネックス / 2024年12月22日 5時17分

プレゼンターの掛布雅之氏(左)、糸井嘉男氏(右)はルメール騎手と記念撮影 (撮影・亀井 直樹) 

 阪神の掛布雅之OB会長(69)が21日、来季、左翼の最有力候補となる前川に打率2割8分、20本塁打を期待した。「クリアする力はあるけど、まずは10本塁打かな」と最低限のノルマを設定。その上でV奪回のポイントに6番打者を挙げた。

 「僕が現役時代、5番に岡田(彰布)、6番に佐野(仙好)さんがいた。この2人が後ろにいたから4番の僕、3番のバースが生きた。前からだけじゃなく、後ろからつなげるのも打線なんです」

 来季、前川が6番に座ってニラミを利かせれば想定される3番森下、4番大山、5番佐藤輝のクリーンアップが爆発できると予測。助っ人の力は不必要とするチーム方針にも呼応する形となった。

 その上で自身が付けていた背番号31にも言及。マルテが退団した23年以降、空き番になっているが「誰が付けてもいい。前川くんがどう思っているか知らないですが、今の58を前川の番号にしたっていい。子供たちが格好いい、58を付けたいと思う番号にするのが大切。松井秀喜の55、イチローの51もそう。背番号は自分がつくるもの」と力説した。

 同氏が新人だった1974年に初めて「31」をつけた時、前年まで付けていたのはカークランドで注目される番号ではなかった。憧れだった王貞治氏の1と長嶋茂雄氏の3を合体させた「31」が今では同氏のトレードマーク。3年目の終了時に球団から「3」を打診されたが、断った。

 この日は糸井嘉男スペシャル・アンバサダー(43)と京都競馬場でトークショーに参加。きょう22日の有馬記念の予想も(1)ダノンデサイルと(3)アーバンシックだった。

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