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【レスリング】パリ五輪金メダル・清岡幸大郎「生活も一変した」24年の漢字は「激」

スポニチアネックス / 2024年12月22日 12時51分

取材に応じ、今年1年を振り返る(左から)清岡幸大郎、高谷大地、曽我部京太郎

 今夏のパリ五輪に出場したレスリング男子フリースタイル65キロ級金メダルの清岡幸大郎(三恵海運)、同74キロ級銀メダルの高谷大地(自衛隊)、同グレコローマンスタイル67キロ級の曽我部京太郎(ALSOK)が22日、全日本選手権が行われている東京・国立代々木競技場第二体育館で取材対応し、激動の1年を振り返った。

 4月のアジア予選で五輪出場権を獲得し、一気に金メダリストまで上り詰めた清岡は、「1年は一瞬だった。今年の漢字は“激”。その通りの1年だった。生活も一変した」と振り返った。ドイツリーグに参戦したものの、五輪後の個人戦での実戦復帰はまだ。来年以降は追われる立場になるが、「25年からは切り替えて、チャレンジャーとして頑張る」と心機一転で28年ロサンゼルス五輪で2連覇を目指す考えを示した。

 11月に30歳の誕生日を迎えた高谷は、今後の競技継続については現状で未定。それでも向上心は不変で、今大会についても「レベルが高い大会で、勉強になっている」と話した。五輪後は普及活動に力を注いでおり、今大会は日本協会などに掛け合って、決勝入場時の演出の実現にも尽力。「五輪で学んだことを持ち帰り、今回もいろいろやらせてもらった」と感謝した。

 五輪でメダルを逃した曽我部は、「たくさんの人に支えられているとより感じた1年になった」と感謝。ロサンゼルス五輪でのパリのリベンジを誓っており、「(来年6月の)明治杯(全日本選抜選手権)とプレーオフに勝って、世界選手権で世界一になりたい」と抱負を述べた。

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